川の照り

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

都電のち羊肉串

20日、曇天。荒川都電(東京さくらトラム)に乗って大塚まで行く。都電の停留場の間隔は短い。こまごました民家のあいだを走っては停まりの繰り返しだ。そして、ひっきりなしに乗降客がある。乗ってくる客をみていると半分くらいは75を超えているだろう男女の老人で、杖をついたり、手押し車(シルバーカート)を押している。座っている若者もいるのだが即座に老人たちに席を譲り、地下鉄なんかよりマナーが良いように一応は見えるが、車内アナウンスがやたらと流れ、マナーについていろいろ言っているのでそのプレッシャーによるものかも知れない。ただ、ひとりだけ、優先席に座っている地味な出で立ちの若い男がイヤフォーンをしながら独り言をかなりの声量で垂れ流しており、席を譲る気配は微塵もないのだが、皆敬遠しているようだ。

午後5時過ぎ。Hさんより連絡があり、仕事が一個まとまったから晩飯をおごってくれるという。その時、ちょうど上野の高架下でロマンポルノのDVDを買い、ペデストリアンデッキに上ったところだったので、すぐに行ける蒙古薬膳しゃぶしゃぶ小尾羊を指定する。Hさんはいちにん3,980円(税抜)の火鍋コースと奮発し、さらに私が羊肉串10本を注文し、呆れられる。画像を送った友人のJからも「注文し過ぎやぞ。」と注意される。たしかにここのやつは1本1本のボリュームが多く、火鍋ですでに羊肉を食っているのに、その上なぜまた同種の肉をたのむのだという批判は甘んじて受け入れなければならない。ちなみに過去にも何度か書いているが、羊肉串はじめ中国料理について、当時初学者の私に実地にレクチャーしてくれたのは富田林出身のこの男Jである。

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