川の照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

晴耕雨読 ~媾曳の宿~

晴耕雨読というとどうも安穏な感じを受けるのだが、降りつづける雨は、この夏に降った典型的な、各地で災害をもたらすほどの豪雨に変わりそうな種類のものだ。だから天気予報を注視しながら、落ち着かない気分でいる。 とにかく自宅で読書している。昨晩は零…

再び尾籠な話

大便をしくじった。痔に苦しんでいた時、その手術のあとなどは尾籠な話をよく書いたと思うが、時を置いて昨日30日、阿見の部屋で布団に大便を漏らしてしまった。それを発見したのは妻のHさんだ。帰りの車中でその時の光景が目に浮かぶと言って、顔をしかめた…

僕がはじめて触れたマーダーケース

これは父親が買った本である。奥付をみると昭和50年12月5日初版発行とあるから、僕が生まれる前後に買った本だろう。昔の実家の本棚の一角に刺さっていたのを記憶している。そのすぐそばには『家畜人ヤプー』の函入りの単行本があった。大江健三郎の分厚い本…

断念はするな、柴犬

母親の入院期間はすでに1ヶ月に及び、本日現在まだ退院していない。夏季休暇中、連日病院を訪れた父親はやきもきしている。実家にいる柴犬は圧倒的に長い時間を過ごしていた人間の不在をどのように感覚しているのか。 今実家にいる柴犬は3代目の雌だが、2代…