川の照り

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

食卓

f:id:guangtailang:20210921190637j:image帰宅したらモモさんがいた。

僕が2階で着替えているあいだ、食卓に手際よく料理の器が並ぶ音、Hさんと彼女が上海語で雑談する声が聞こえてくる。お互い早口で声が大きい。下りていくとコップに氷を入れ、自家製梅酒を注ぐのが僕の役目。お喋りのやまないふたりを眺めながら向かいで飯を食う。この展開、もう慣れてきた。Hさんからモモ来訪の事前連絡がある時もない時もある。モモさんはほぼ全部の食材を買ってきてくれるので有り難いが、今日はいつにも増して豪勢に感じる。月餅が置かれていて、はたと気づいた。今日は中秋節、八月半(バーユェバン)か。だから蟹もある、南瓜もある。

f:id:guangtailang:20210921204139j:image僕が密かに敬愛し、枯淡のおっさんと名づけた方は自宅内部の隅々までブログの画像に載せ、あまつさえマンションの住所が書かれた紙片を公開したことがあり、その枯淡の自己開示にあらためて敬意を表したのだったが、不肖の僕はさすがに食卓とキッチンを載せるに留めます。

食べ過ぎた。皿洗いをしながら雑談するふたりを尻目に僕だけウォーキング。といってスーパーに寄り、またコーヒーゼリーを買ってしまう。見上げれば、金属盤のような月が光っている。いちにち1万歩。これを目安として語る人がいるが、なかなかの歩数ですよ、毎日となると。7千歩から8千歩でいいと健脚のモモさんと語り合ったのはいつだったか。今日の僕は8千歩強。