川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

こんな梅雨の日に

f:id:guangtailang:20210708143104j:image仕事でミスって、そのカバーに錦糸町へ。自転車を漕ぎ出した時はほとんど降っていなかったが、いかにも梅雨らしく途中で本降りになり、折り畳み傘を差してもズボーンの腿がびしょびしょになった。まあこれは交通ルールに違反している。新しいクルマ─ランフオ─は父親が優先して乗っている。明日も行っても行かなくてもいい市原の客先まで行く気満々である。

錦糸町のいつもの店にランチで訪れて、恒例の漬け白菜と豚肉の炒めをなぜ食べないのか、服務員の儿话音がなぜ耳朶を震わせないのか、前回、親しい友人ふたりに言われるともなく指摘されたが、今回も違うものをたのんでしまった。たまねぎが異様に多い生姜焼きである。まるでクラーケンのようにうねうねと。手前には塊で。いかにも男の料理といった見た目。漬け白菜と豚肉の炒めは次回たのもうと思う。今回は仕事のミスで変則的にここに来たし、痔の手術も終わって、すっきりしてからたのみたい。仕事のミスや痔の手術と漬け白菜と豚肉の炒めがどう関係があるのかと問われれば、実際何の関係もありゃしない。ただのこじつけに過ぎない。けれど、こうゆう酔狂なこじつけをやりながら生きてきたんだよ。酔狂なこじつけばかりやりながら生きてきたんだよ! きゃーっ!! 干豆腐がうまかったです、こんな梅雨の日に。香菜がアジアの片隅に運んでくれる。儿话音の服務員もおりました。米は残しました。