新潟市秋葉区。東京で知り合った女性の実家最寄り駅。彼女は池袋〜新潟の高速バスをよく利用すると言っていた。
長野市松代町。佐久間象山記念館に行った時。Wikipediaで調べたら、現在は廃駅らしい。
松阪市京町および京町一区。「まつさか」と濁らない。大学時代の友人とその妻、私の3人で三重旅行した時。噴水盤の真ん中に郷里の偉人・本居宣長の鈴が鎮座している。実際はレンタカーで移動していたので、駅は利用していない。
その友人に教えてもらったのだが、松阪にはいまひとりの偉人・松浦武四郎がいる。幕末から明治にかけて蝦夷地を探査し、「北海道」と命名した人だ。当地にある記念館にも行った。
鴻巣市本町一丁目。なんか仕事の関係で行ったのかしらん。
前橋市城東町。前橋文学館に行った時。駅前では暗渠化されているが、地下を広瀬川が流れる。
品川区北品川一丁目。なんか仕事の関係で行ったのかしらん。
長岡市来迎寺。近くに「久保田」で有名な朝日酒造がある。この黄色いタクシーに乗ったのだ。初老の親切なドライバーだった。
高崎市高松町。全国有数の交通の要衝。上越新幹線、北陸新幹線も通る。この駅で下車すると私はついミニ達磨を買ってしまう。
五所川原市字大町。津軽五所川原駅プラットホーム。斜陽館に行った時。車内にて女性駅員の方言を爽やかに響かせるナレーションがあった。
台北市中山区及び大同区。台北捷運(MRT・地下鉄)の主要駅のひとつ「民権西路站(ミンチュエンシールゥヂャン)」。この駅から出る路線バスも多くある。ここで1日乗車カードみたいなやつを買ったが、当時中国語がまったくできず、たまたま日本語を喋る人が列に並んでいたので助けてもらった。シエシエ。
杭州市江干区。超巨大ターミナル、杭州東站の前に立つHさんの妹妹(メイメイ)とその老公(ラオゴン・旦那)。
文京区本郷二丁目。「きっと、サクラ」ヴァージョン。この駅が最寄りだった時代もあるが、干支が一周戻るくらい昔の話だ。
大和市桜森三丁目。なんにも予定がないある晴れた日曜日、『スローなブギにしてくれ』(1981/130分)のロケ地巡りをしようとやってきたのだ。撮影からすでに30年が経っていたが、厚木基地引込線はまだ十分に面影が残っていた。
取手市中央町。高校生の時、取手から文京区の真ん中にある学校まで通ってくるクラスメイトがいて、茨城県というだけで随分遠いイメージを抱いていたものだが、その後自分が常磐線をよく利用するようになって、そこまで遠い場所じゃなかったのだと思った。坂口安吾も一時期住んでいて、取手の寒さに凝りて小田原へ引っ越した。
足立区千住曙町。荒川土手から階段で下った場所にある東口。線路の向こうには東京未来大学。非常に場末感の漂う駅である。
雨のステーション。喜多方といえばラーメンなので当然食べたと思うのだが、いかんせん私はラーメンにあまりこだわりを持たない男なので、印象に残っていない。
那須高原SA。自宅から距離にして178km。「那須豚 ポーク粗挽きフランクフルト」の6本入りを買い、帰宅後、ボイルしてサイボクのマスタードをつけて全部食ってしまった。これがおっさんのすることか。なんたる夜食。東京北東部にある、私にとっていちばん身近なターミナル駅。日比谷線のプラットフォーム。東京芸術センターの2階にあるシネマブルースタジオでは、7月の下旬から「女たちの肖像」と題して、『秋津温泉』や『こわれゆく女』がかかるらしい。【2018.6.28】JR秋葉原駅総武線プラットフォーム。右側に飲料の自動販売機が3台ほど並んでいるのだが、飲みたいと思った飲料は悉く売り切れだった。むんわりと湿った空気。コシのない髪の下の額から汗が垂れてくる。【2018.7.29】亀有で映画を観た帰り、北千住駅ビルの地下で惣菜を買い、日比谷線のプラットフォームに上ると、びしゃびしゃと音を立てて雨が降っていた。風もあるのでプラットフォームに雨が浸入し、42歳の男の顔を霧吹きのように濡らした。【2018.9.1】今月から柏の中文教室に通いはじめ、馴染みになりつつある柏駅西口。このペデストリアンデッキも独特の趣きがあるが、反対側の東口ペデストリアンデッキはすでに閉店したそごうの開店時(1973・昭48)に造られた日本初のペデストリアンデッキで、そちらの方が歴史的な価値はあるのだろう。【2018.9.27】日本列島縦断台風チャーミー(24号)が接近する中、松戸の閉店した伊勢丹近くにあるタイ古式マッサージ店へ。上野や北千住などでこの種の店に行ったことがあり、それがどんなものなのか知っているが、この店は初めて。スマホ検索で引っかかり、なんとなくここに決めた。最近、柏の中文学校に通っており、毎度停車するのに降車しない松戸が気になってもいたのだ。
見るからに年季の入った雑居ビル右脇の、湿ったコンクリート階段を上って2階に店がある。入口のサッシュが風通しに開いており、内部が覗けた。15坪くらいの空間にタイ風の調度品が置かれ、左にソファ、右にカーテンで仕切られた部屋がある。奥のヴェランダのサッシュも開け放たれ、外の緑が見えた。妙に開放的な店だ。サッシュを動かすと鈴が鳴り、カーテンの隙間から40年配のタイ女性が顔を出した。「予約してないけど、大丈夫ですか?」「あと10分待て、大丈夫?」「ああ、いいですよ」と私は階段を降り、界隈を一周して戻ってきた。するとさっきの女性とは違う、やや年嵩のタイ女性がどうぞどうぞと私を招き入れ、冷たいお茶が供され、彼女の薦めるままに私はマッサージと足つぼ100分コースを選び、代金を支払った。7,500円。
ゾウさんのプリントされたTシャツを着たのち、タイ風の独特のズボンの履き方を忘れたので女性を呼んで、「ヒモ、後ろから前ね」と結んでもらいながら履いた。天井に取り付けられたバーに女性が掴まり、俯せの私の背中や腿、ふくらはぎ、蹠を踏んでほぐす技が殊に気持ちよい。これを楽しみにしている。他にもストレッチや、顔・頭を揉むさまざまな技があるのだが、足踏みを欲してしまうのは、私が女性に踏みつけられることに施術の域を超えた快楽を見出しているからかも知れない。隣りの部屋のタイ女性とペチャペチャ会話している感じで薄々気がついていたが、担当してくれた女性はこの店のママだった。私が終わる頃、常連と思しきおばさんが入ってきて、この前のサラダがおいしかった、辛くない辛くない、エビも全部食べたとかママと親しげに雑談し始めた。次回は予約で、とママが言うので帰り際に名刺を貰う。外に出ると細い雨が降っていた。【2018.9.30】常磐線南千住駅。午後の待合室。特急電車が今にも通過する。埼玉県大里郡寄居町、秩父鉄道波久礼(はぐれ)駅。【2018.11.11】千葉県旭市後草、飯岡駅。【2018.11.23】兵庫県神戸市北区有馬町、有馬温泉駅。標高357m。【2019.1.6】愛知県豊田市、上郷SA。【2019.1.7】埼玉県草加市高砂2丁目、草加駅。【2019.8.11】東京都墨田区墨田5丁目、鐘ヶ淵駅。【2020.2.16】栃木県日光市鬼怒川上流部、龍王峡駅。【2021.10.11】