川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

連休中の本と映画、それは満洲とロマンポルノです。

何日か前、ツイッターで目にした記事で、長野県が県外ナンバーのクルマの実態調査に乗り出しているというのがあった。写真が載っており、背に「長野県建設部」とある赤いベストを着た職員が、道路脇のパイプ椅子に座って往来を走るクルマを監視している。連…

アナウンス

26日。都知事は買い物するのなら3日に1回にしてほしいと要請しているようだが、我が家は大人ふたりなので2日か8日に1回と決めている。今日は自転車にリュックを背負い、1週間分の買い出しに行った。必要な主菜・副菜を買って17,000円くらい。スーパーの中で…

サキ、導かれて

『妖精の部屋 天使が濡れるとき』(1977・加藤彰)をFANZA動画で。下に見るようにタイトルに相違があります。ソフト化する際に変更があったようです。内容的に「16歳」じゃ、ちょっとマズかったのかも知れません。現在なら無論アウトなんでしょう。だからと…

3万円で

20日夜。宮井えりなさんが見たくなってしまい、『女教師 汚れた噂』(1979・加藤彰)をFANZA動画で。「女教師もの」なので、学園を舞台に高校生が出てきてわいわいやるのかと思いきや、がらんとした冬休みの学校で教師の素振りも見せない、ひとりの女の転生…

仮面と虜囚

19日晴天。運動不足解消に川沿いの土手を歩く。昨日の大雨で水嵩が増して黄土色に濁っており、ちょっと迫力ある景色。舟山の海のようだとHさんに言うと、しばらく見つめてからそうだねと同意した。川風も吹いているし、安全性が高いという判断なのか、かな…

美しく青きドナウ

18日豪雨。べランダのトタン屋根を雨が激しく打つ音を目覚めてからもしばらくベッドの上で聞いていた。午前中『あそばれる女』(1981・小沼勝)午後『昼下りの情事 古都曼陀羅』(1973・小沼勝)をFANZA動画で。観終わった頃にちょうど雨も止んだ。どこかで…

バイシクル・チェイス

たとえば週末クルマで出かけSAにも道の駅にも寄らず(または必要最低限で済ませ)人気の無い山や海へ行き気分転換して帰ってくる分には感染リスクは非常に低いだろうと考えてみる。ただこの状況下でそれを実行した場合道中足立ナンバーじゃねえか何出てき…

黄璐

『中国娘』(2009・郭小橹 原題 She, A Chinese 中文名 中国姑娘)をDVDで。観ていて思いましたが、主演の黄璐(ルー・ホアン)の顔が良いのですね。化粧っ気もなく、ともすればふてぶてしい面構えですが、純真を秘めており、それが見え隠れする。女性に面構…

中国女

8日夜。『大地』読了。いやー、おもしろかった。四分冊だが、最後の数十頁まできて、ちょっと短過ぎるんじゃないかと思った。このままもっと読んでいたいと。淵と美齢の行く末が気になるだろうと。先入見でキリスト教色が濃かったらどうしようとか思っていた…

非情の世界

『迫り来る嵐』(2017・董越)をDVDで。原題『暴雪将至』。まあ暗い映画だわね。画面の色調もそうだけど、ほぼ全編どしゃ降りの雨だし、後味の悪い結末が用意されているし。でも、そうゆう暗鬱なトーンで押していって最後までちゃんと観られるのは、ロケーシ…

サイデンストリッカー

4月1日。この週末も蟄居するとしたら、ロマンポルノもいいのだけれど、分冊の長編小説でも挑戦しようかしら。そう思いながら本棚を眺めていると目に留まったのが、硝子戸の向こうで光っているパール・サイデンストリッカー・バック『大地』でした。サイデン…