川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

歳末のコペンハーゲンクッキー、ジーヂュン、ジートゥイ

f:id:guangtailang:20191227151444j:image急に風が強い。壮年は頭頂部の透けた髪をめちゃくちゃになぶられ、それをままよとしている。

昨晩は今年最後の忘年会に参加し帰宅すると、テーブルの上にHさんが京橋まで行って買ってきたというコペンハーゲンのクッキー罐がふたつ載っている。それを今朝起きて封をむしり、コーヒーを飲みながらむしゃむしゃ食べた。ちなみに、この菓子が丹麦(ダンマイ・デンマーク)のものだと知らずに彼女は買っており、欧洲の丹麦だよと教えてもそんな国家は知らないと言った。こんだにも香ばしいのに。

中日の辞書アプリに載っていた例文。我打算在日本尽量学会英语和丹麦语。わたしは日本でできるだけ英語とデンマーク語を習得するつもりです。

f:id:guangtailang:20191227151456j:imageベランダには数日前からHさんの手になる鸡肫(ジーヂュン)こと鷄の砂肝が干してある。それはいいが、エアコンの室外機に血液が流れ出しているじゃないか。

f:id:guangtailang:20191227151507j:image今朝見ると、さらに鸡腿(ジートゥイ)まで干してある。なんと肉だらけのベランダじゃないか。それもまあいい。この時はまだ風も強くなかった。柿は干していない。唐辛子と山椒を忌避してか日本の巨大な乌鸦も来ない。

f:id:guangtailang:20191227151520j:image高校ラグビーの1回戦が始まった。花園も強風でやりにくそうだ。青森山田にはアイランダーの留学生がいる。188cm、113kgの巨軀で二回りも小さい日本の高校生をハンドオフで突き飛ばし、トライ。しかしこれがシード校相手にどこまで通用するか。徹底的にマークされ、ダブルタックルされるだろう。

f:id:guangtailang:20191227151532j:imageあとで試合結果を見ると53対0で長崎北陽台が圧勝していた。ブルーが目に染みる北陽台は県内屈指の進学校。だがそれよりも、浦和が勝ったのがニュースだ。文武両道とはよく言うが、浦和の文は半端じゃない。全国的にも有数の進学校だもの。勿論、スポーツ特待生みたいな制度もないから、部員皆が偏差値74の難関を突破したのだろう。浦和の次戦の相手が青森山田

f:id:guangtailang:20191227195751j:imagef:id:guangtailang:20191227195802j:imageおまけ。自分で自分に買ったクリスマスプレゼント、ディンプレックスの電気暖炉。通っている歯科医院の待合室にこれよりもっと立派なやつが鎮座しており、常に目にしていたのだが(あるいは寒くなってからか)、今月半ば、不意に自宅にこれが欲しいという欲望が湧き、即座にスマホで調べ始めた。和室に置くという不自然さを物ともせず。