川の照り

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

耐雪梅花麗

f:id:guangtailang:20200211173344j:image11日、晴天。高速を走っている時、涙ぐましいブルーの空に白い富士山が輝くように浮かび上がっており、感動した。

越生梅林はまだ早かった。今週末から梅祭りだというが、それでもまだ早いだろう。2月下旬が見頃かしらん。

f:id:guangtailang:20200211173424j:image時間は少し遡り、日高市(人口5万5千)にあるサイボクへ。もう4度目か5度目だが、木立ちの中にひっそりとあるこの銅像群は初めて見た。

f:id:guangtailang:20200211173442j:image畜魂碑。辺りに人気はない。駐車場から店に向かう動線からややずれているからな。それに子供連れで来たら、ここに立ち止まっている暇はない。

f:id:guangtailang:20200211173506j:imagef:id:guangtailang:20200211173520j:imageミニアスレチック入口の脇にあるサイボク(埼玉種畜牧場)の写真館。

沿革をみると、1946年にはじまり、積極的に事業拡大してきたのがわかる。温泉が湧いたのはわりかし最近なんだ。

f:id:guangtailang:20200211173536j:imagef:id:guangtailang:20200211173547j:imageレストランでポークステーキとヒレカツを頂く。90分待ちだったが、番号札を取って携帯番号を登録し、Hさんは買い物に、僕は抹茶ソフトを舐めに行く。あとで合流し、荷物をクルマに運び込む。今日も老若男女で盛況だ。敷地内をぶらついたり、ベンチに座って軽食をかじったり。順番に至る少し前に自動音声の電話がかかってくるので、この待ち時間はストレスが少ない。

f:id:guangtailang:20200211173632j:image空腹を満たし、越生町(人口1万1千)に移動。この「おごせ」というのはなかなかの難読地名だ。そして、埼玉県のだいぶ西に寄ったようなイメージだが、実は真ん中あたりなのだ。

f:id:guangtailang:20200211173647j:image梅林の中の売店でHさんが话梅(干し梅)を爆買いする。そして、紙コップで梅干し茶を提供してくれたおばあさんが現役で働いていることに妙に感心している。齢の頃、80代前半だろうか。

冒頭述べたように越生梅林に来るには早かったのだが、何本かの樹は小ぶりな花を咲かせていた。元大リーガーで元広島東洋カープ黒田博樹さんの座右の銘に「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」というのがあり、これは元々西郷隆盛が甥に送った漢詩らしいが、当時、ジーター選手やジラルディ監督も共鳴していたという。

f:id:guangtailang:20200211173704j:image午後3時。冬の柔い光を受けながら梅林沿いの越辺川(おっぺがわ)に佇む壮年。以前からあったのかも知れないが、今日はっきりと耳の入口から毛が伸びていることに気がついた。うぶ毛じゃなく、眉毛のような濃さ長さの「耳毛」だ。これは父親の遺伝で、彼も基本的に躰の毛は薄い方なのに、なぜか耳毛だけはやたらに伸びる。老いたわ、完全に。

f:id:guangtailang:20200211173715j:image帰路、菖蒲PAでクレミアを舐める。僕のあるあるは休憩時、すぐにソフトクリームを舐めることだが、中国人あるあるとしては、車中でやたら零食を食べるというのがある。僕は手が汚れるし、眠くなるから食べない。

f:id:guangtailang:20200211173726j:imagef:id:guangtailang:20200211173735j:image帰宅後、売店で買った梅しそ巻を早速食べる。冷蔵庫が満載だ。

野村克也さんが亡くなられたという。浴室でぐったりしているのを家政婦が見つけた。これは急な感じがした。

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