埼玉県久喜市(人口15万1千余)、圏央道菖蒲パーキングエリア。「上下線集約型である。また、地上に建設された為、外部(市道)からも売店のみ利用が可能となっている…」(Wikipedia)。人気がなさそうにみえるが、反対側からも来るし、屋内にたくさんいる。俯瞰でみると、田園地帯の中に忽然と近代的な建物がある感じだ。【国土交通省関東地方整備局大宮国道事務所サイトより転載】
比企郡ときがわ町(人口1万1千)、とうふ工房からの長閑な眺め。豆乳ソフトクリームを食べながら。知らぬうちにHさんが爆買いしていた。たしかにここのはうまいのだが、おからドーナツが4パック(1パック5個)も買われている。消費期限が今日までだのに。とうふ関連食品で6,000円くらい。
坂戸市(人口10万1千)、交差点。道路を封鎖して、警察が交通整理しているなと思ったら、ちょうど坂戸よさこい祭りをやっているのだ。あとで調べると、首都圏最大規模らしい。なんというのか知らないが、この帽子はかっこいいな。交差点を渡る姿もきりっとして。
日高市(人口5万6千)、サイボクハム。レストランの前で麦茶のペットボトルを遠眼鏡にする少年。
バッグの隣りに豚足のある風景。Hさんが、猪脚(ヂュージャオ)、猪脚と店内で連呼するから、傍にいた4歳くらいの少女がじろんこと彼女を見上げていた。諸々買って、5,311円。
実はとうふ工房に寄る前、飯能市(人口8万)にある名栗湖(有馬ダム)を訪れ、この見応えのあるロックフィルダム周辺を散歩しようと計画していたのだが、車内で気だるいジャズをかけたからか、到着する頃、Hさんは熟睡しているし、僕は僕で便意を催しているしで、結局、うんこだけして帰ってくるという体たらくであった。しかも名栗湖からとうふ工房までがナビで30キロ以上あって、そりゃダムは山の中だからそうなのだが、どちらも長閑な埼玉中西部くらいのざっくりした括りでいた自分を反省した。帰り、関越道で大粒の雨に降られ、自宅に着く直前には空に稲妻が走った。
建畠晢「下痢の止まらぬ女」。大学時代の友人Kも好きな詩。