川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

妖しい光線の美女

18日。横浜に排练(パイリェン・リハーサル)に行って、昼飯も食べそびれたというHさんに晩飯をつくらせるのも酷だから、上野で落ち合って中国料理店へ。ここの老板娘とHさんが知り合い。そういえば、いつだかニラレバとレバニラの話をテレヴィでやっていて、元々はニラレバと称していたのを、アニメ『天才バカボン』の中でバカボンパパがレバニラと呼んで、以降、そちらが定着したということだった。このアニメがすごい人気で、随分と影響力があったということになるが、70年代の頃である。中国料理店はニラレバ(ニラレバー)派が多い気がする。

f:id:guangtailang:20190118203448j:image定番の羊肉串だが、正直これは硬くて、風味に欠けた。なお、スパイスはすでにかかっている以外に別個でも付き、己で分量を調節する仕様。

f:id:guangtailang:20190118203504j:image白菜漬けと豚骨の旨煮(酸菜骨头)。この東北料理はうまい。私は特にスープが好きで、米にぶっかけて掻き込み、おかわりをして、Hさんの眉を顰ませるのだが、そんなHさんもスープが大好き。豚骨は片手にビニル手袋をはめ、骨についた肉をこそぎ落としながら食べる仕様。いかにも肉を食らっている感がある。テーブルがべちゃべちゃになることもあるが、ままにせよというのが中国料理。服務員も少しも動じない。

f:id:guangtailang:20190118203512j:imagef:id:guangtailang:20190118203523j:image昼間は乃木坂46高山一実の書いた小説『トラペジウム』(KADOKAWA)を読んでいた。文章をたくさん読まなければ、文章を書こうと思わない(書けない)のと同じで、小説をたくさん読まなければ、小説を書こうと思わない(書けない)。だから、高山さんは今まで小説を読んできて、それで自分も書こうと思ったのだろう。それはそれとして、現役の一線級のアイドルが小説を執筆しようというどんな内的衝迫に駆られたのか、あるいはちょっとした手遊びなのか、タイトルのセンスはなかなかだと個人的に思うが、どんな言葉の束で小説が構築されているのか、また、高山さんはすごい美脚ということ、そこら辺に興味をそそられ、購入しました。

f:id:guangtailang:20190120143509j:imagef:id:guangtailang:20190119193632j:imagef:id:guangtailang:20190119193650j:image19日。横浜での排练というのはこの日のためにあった。お台場の希尔顿酒店(ヒルトンホテル)の会場を貸し切り、Hさんの仕事関連の大規模イヴェント。

f:id:guangtailang:20190119193707j:imageトイレの前の通路。

f:id:guangtailang:20190119193724j:image会場。

f:id:guangtailang:20190119193815j:image組織の偉い人。

f:id:guangtailang:20190119193825j:image組織のさらに偉い人。

f:id:guangtailang:20190119193848j:image欧米人モデルたち。

f:id:guangtailang:20190119193918j:image組織の出世した人。

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