川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

Ka Mate(大分にて)

f:id:guangtailang:20191002213300j:imageKa Mateが始まる。カ・マテ!カ・マテ!(私は死ぬ!私は死ぬ!)。あおり運転をしてイキがっているシャオルベンレンは彼らと対峙したらいい。

f:id:guangtailang:20191002213418j:image両チームが入場してくる前、横に並んだオールブラックスを見て、何人かのカナダ選手は目が泳いでいた。

f:id:guangtailang:20191002213426j:image2日。この試合と、颱風が逸れてくれたので予定通り福岡にて行われたフランス対アメリカ。それら試合の地上波放送がない。幸い私はJ SPORTを契約しているからこうして観られるけれど、民放もバレーボールを流しているヒマがあるなら、ラグビーも流しなさいよ。日本開催のW杯なんですから。

f:id:guangtailang:20191002213518j:image時間は少し遡って、9月30日。日本もいるプールAのスコットランドサモア。Siva Tau(神戸にて)が始まる。

f:id:guangtailang:20191002213615j:image屈強な男たちの舞踏にはなにかしら人を惹きつけるものがある。

f:id:guangtailang:20191002213646j:imageマヌ・サモアとか唯一無二のマヌとか歌詞に出てくるが、マヌとは「獣」の意味で、多くの場合、「鳥」をさす。私の母親がフラダンスをやっていて、かつて飼っていた文鳥にマヌと名づけていた。

f:id:guangtailang:20191002213732j:image試合後、サモアのジャック・ラム主将が「まるでせっけんでパスを回しているようだった」という名言を吐く。ノエビアスタジアム神戸は屋根が閉じられ、蒸し風呂状態だった。

f:id:guangtailang:20191002213809j:imageそうだとしても両チームとも条件は同じわけだし、むしろスコットランドの方が厳しいんじゃないかと思うが、解説者がサモアの人は意外と暑いの苦手なんですよと言っていた。

f:id:guangtailang:20191002213858j:image禿頭だがまだ意外と若く、20代かせいぜい30ちょいだと思う。これがグローバル・スタンダード。禿頭は男性的魅力につながる。日本人ほど禿げを気にする国民があるだろうか。

f:id:guangtailang:20191002213914j:image結局、サモアは零封される。せっけんでパス回ししたからだ。

f:id:guangtailang:20191002214014j:image再び2日。フランス対アメリカ。序盤、というか後半の途中までアメリカは粘ってティア1のフランスに肉薄していたのだ。しかしそこから鈍り、フランスに立て続けにトライを奪われる。

f:id:guangtailang:20191002214036j:image70分を過ぎた頃にはこれだけの差がついてしまった。ラグビーアメリカやロシアなどスポーツ大国が強くないのがおもしろい。

f:id:guangtailang:20191002214107j:image歓喜するフランス応援団。シャンパンラグビーとまではいかないが。

f:id:guangtailang:20191002214119j:imageカナダ応援の女性3人。ラグビーに首ったけで、ロマンポルノもしばらく観ていない。

f:id:guangtailang:20191003121051j:imagef:id:guangtailang:20191002214130j:imageフラッシュを焚く旭日旗のハチマキおじさん。

f:id:guangtailang:20191002214156j:image視力が低下しているため、保護のゴーグルをするアーディ・サヴェア。188cm、100kg。ラグビーの試合でのゴーグル着用は2014年に解禁された。イタリアのRaleri社のもの。試合はオールブラックスが63対0で勝つが、湿潤気候のため、ハンドリングエラーの数は夥しかった。