川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

東京の東

f:id:guangtailang:20171126210011j:imagef:id:guangtailang:20171126210029j:imagef:id:guangtailang:20171126210105j:imagef:id:guangtailang:20171126210117j:imagef:id:guangtailang:20171126210204j:imagef:id:guangtailang:20171126210215j:image西新井駅ファサードは白壁に錆が垂れている。かなり目立つので、多少きれいにしても良さそうなものだが、みんなあまり気にしていないのかも知れない。気安い街なのだ。

北千住駅も同じ足立区にあるが、このターミナルだけやたらソフィスティケイトされて、多くのレイディが闊歩している。最近まで構内を改装しており、私が以前世話になっていた東武トップツアーズが無くなったと思ったら、移転して営業を開始した。聞くところによると、近頃の北千住は「住みたい街」の上位にランクインするのだという。隅田川と荒川(放水路)に挟まれたこの中州地帯を応援したい。

上野、中国東北料理千里香。この店には個人的な思い出がいろいろと詰まっている。J氏の手引きにより、私が羊肉串を中心とした中国東北料理に親しんだ最初の店である。大陸の本格的な味付け、やたらと店内にぶら下げられる電飾の哀感、中国人女性との約会の仕方などはすべてこの店を起点として学んだ。J氏の「あれ見て、ペクトゥサンの絵あるやん」の声が今も耳にこびりついている。その後、私たちは仲町通りでそれら学びを応用することになるだろう。

白頭山(ペクトゥサン)は朝鮮語、中国語では長白山(チャンバイシャン)。

上野、本場ベトナム料理オールドサイゴン。ここは両親が先日行ったらしい。私は行っていないが、たまたま通りがかったので。メトロポリスには多国籍の料理がある。

湯島天満宮鳥居と湯島ハイタウン。ハイタウンの竣工は1970年。大規模高層マンションの先駆け。当時学生だった父親も、壁のようにそそり立つ威容に驚いたらしい。

外白渡橋の説明(「聴く中国語」2017年12月号より)。この雑誌は初めて買った。