2017-09-04 漠たる哀感 隅田川 ウレタン敷きのジョギングコース(土手)から逸れて、あばれ天竜のTシャツで屈伸運動するHさん。 リュックに明滅する黄緑のライトを装着したおっさんが脇を走り抜けていき、私はなんとなくそれを目で追った。蛍のような光が徐々に小さくなって、やがて見えなくなった。消えた地点を見つめていると漠たる哀感が湧いた。