川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

大吊橋

3日。常磐道も大分渋滞して、竜神大吊橋に着いたのはちょうど昼時だった。目当ての蕎麦屋が休業で、仕方ないから橋の袂、第1駐車場のあたりに出ている露店で何か食おうと見廻すと、奥に「ピザ」の文字が読めたので、その方に寄っていった。

プレハブの建物と、外に簡単な炭焼きの窯があり、地元のおばさんたちが忙しそうに働いている。屋外の椅子に座り、70年配の人が焼いた小ぶりのピザを2枚食ったが、さほどうまくもなかった。

紅葉をみるにはまだちょっと早過ぎたようだ。バンジージャンプをみるのなら、橋を渡り切って、左手の四阿の脇を進み、ハイキングコースとしてつづいている階段をしばらく下りたところにあるベンチが良い。橋の途中で小柄な日本人男性と、赤髪のスコットランド人のような170センチの女性を見かけたが、そのふたりがハイキングコースを下まで降りていった。彼女は澄んだ声で流暢な日本語を喋っていた。

f:id:guangtailang:20181103203514j:imagef:id:guangtailang:20181103203528j:imagef:id:guangtailang:20181103203543j:image帰りに那珂湊おさかな市場に寄る。僕は食べなかったが、その場で殻を剝いてもらい、店頭に立ったまま生牡蠣をばくばく食っている集団がいた。

f:id:guangtailang:20181103204139j:plain鮟鱇鍋を食う。最初に入った店は、服務員のおばさんがちょっと不愛想な感じで、おまけに鮟鱇鍋が終わっていた。我々は席に座っていたが、それを聞いて即座に店を出た。2軒目は女子高生のバイトのような服務員ばかりだったが、非常に感じが良く、鮟鱇鍋の雑炊まで楽しんだ。

f:id:guangtailang:20181103203936j:image午後5時。薄暮の迫る市場。大分人が減った。

f:id:guangtailang:20181103204227j:plainf:id:guangtailang:20181103204330j:plain帰りの常磐道もひどい渋滞で、疲労困憊して帰宅。