群馬県甘楽郡甘楽町、国指定名勝楽山園(らくさんえん)は「江戸時代初期に織田氏によって造られた小幡藩邸の庭園です」(パンフレットより抜粋)。名前は、論語の「知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム」の故事から採られたと言われています。観覧料300円(高校生以上)。
東京を出た時はどんよりとした空だったのに、上信越自動車道を走っている頃からだんだんに日が差し始めた。
茶屋、池、樹木、石の配置、起伏、園路など巧緻に設計された回遊式庭園は眺める場所によってさまざまな風景を楽しめるが、楽山園はなにせ借景に取り込まれた山並みが素晴らしい。それらがこの庭園の魅力を高めていると思う。「西側にある雄川を挟んで紅葉山、南方の連石山、熊倉山など」(パンフレットより抜粋)。他方、都会の庭園では疎林の向こうにコンクリートのビルディングが何本も露出していたり、げっそりすることがある。
早めに帰路に就いたので渋滞には遭わなかった。途中で寄ったスーパーの総菜がほとんどクリスマス仕様になっていた。 メリークリスマス!!