川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

市田柿

f:id:guangtailang:20171215114732j:imagef:id:guangtailang:20171215114742j:image長野県の南信地方で生産されるこの干し柿は、「原料柿、製造地域共に飯田市下伊那地方に限る」(Wikipedia)ことによりブランド化させている。それが袋の左上にある「GI 地理的表示」というやつだ。市田柿は数あるドライフルーツのなかでもポリフェノールの含有量がダントツに高い。私はあんぽ柿の中身がどろりとした食感より、市田柿の干し肉を噛み切るような感触を好んでおり、毎冬よく食べます。市田柿の見た目を陰嚢のようだと評する人もいるわけですが、まあそれは措くとして、原材料に酸化防止剤(二酸化硫黄)を使ってるじゃねえか、人体によろしくないぞ、と脅す人もいます。まあおっしゃる通りなのですが、私としては、誰かがどこかに書いていた「…化学物質はどんなものでも高濃度摂取ですと何らかの毒性を示すものがほとんどです。量をわきまえれば大丈夫といいたい…」という磊落な考え方に同意したいところです。