川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

半世紀以上

ゆきはよいよいかえりはこわい。朝、渋滞情報を見ると赤い線がどこにもなく、ドライブすることにした。東北道は順調そのもので、空は気持ちよく澄みわたり、北関東道を西進すると群馬の山々がくっきりと眺められた。風は少し強かったが、穏やかな日だった。が、北関東道を東進し、土浦に寄った帰りの常磐道はひどかった。谷和原あたりから高速を降りるまでほとんどずっと渋滞していた。常磐道でもこんなことがあるんだね。

f:id:guangtailang:20230410141234j:image採毒室と櫻のコラボレーション。東京の櫻は終わったが、こちらはまだ見られる。藪塚といえば温泉と採石場とジャパンスネークセンターだが、僕の思い入れ深い、この地を舞台にした一作品を紹介したいと思います。かなり古いですけどね。『江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎』という1970年に東京12チャンネルで放映していたテレビドラマがあり、全26話のうちの第17話「夜の墓場に踊る美女 夢遊病者の死より」がそれです。中川信夫が監督しています。明智役の滝俊介がスーツ姿で半世紀以上前の藪塚駅に降り立つところから物語は始まる。温泉旅館も石切り場も出てくるが、ヘビは出てこない。代わりに赤座美代子演じる夢遊病の女が出てくる。

f:id:guangtailang:20230410141208j:imageここに来るたび撮影する建畠覚造作の白蛇観音(はくだかんのん)様。1971年に建立、半世紀以上も風雨に晒されつづけ痛みもきているが、それが却って尊いようでもある。Mにこれを見せたら、わたしもこういう風になりたいと謎のような言葉が飛び出した。

f:id:guangtailang:20230410141224j:image採毒室でのちょっとしたレクチャーとヘビとのふれあい。棒にぶらさがっているのはマムシ。このあと小さなアオダイショウ、ヤマカガシも登場した。既知の内容ではあったが、あらためて聞く。朗らかな日、子連れのファミリー客が多く、僕も含めて立ち見がいた。この施設にはどんどん来てほしいと思う。

【閲覧注意】

スネークの苦手な方はこれより下はご覧にならないでください。かなりのクローズアップもあります。

f:id:guangtailang:20230410141218j:image今回も、上のパプアンパイソン、ブラックマンバ、シロクチアオハブ、トウブグリーンマンバ、クロクビドクフキコブラ、トウブダイヤガラガラヘビ、パフアダー、セイブガボンアダー、ハナナガコブラ、インドニシキヘビ、アミメニシキヘビなどを撮った。その他、一通り見て回った。滞在時間は1時間半くらいか。

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