川の照り

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

ハモの梅肉和え

f:id:guangtailang:20220701181150j:image今日は7月4日。風が暦をめくるようにいちねんの半分が過ぎた。最近はこの時期とは思えない猛暑で、きのう日曜日は少しマシなような予報だったが、結局猛暑日になった。おれはHさんの実家から送られてきた白茶を熱い湯で飲んでいる。冷たい炭酸や酒も飲む。

f:id:guangtailang:20220701181253p:imageもうほとんどパトロンと呼んでいい鬼金持ちのおっさんに呼ばれてMが神戸に行き、ハモの梅肉和えを食べていた。それをインスタグラームで見て、おれは涎が出た。好物なのに、関東ではなかなかありつけないもののひとつだ。きゅうりがカエルさんになっているのだから高級店に違いないが、とにかくハモの梅肉和えにばかり目がいった。M曰く、このおっさんに学ぶところは多く、勿論いい思いもできるが、エロスや表情が乏しいらしい。いい距離感を保ってつきあっていきたい、何度かそう呟くから、そうだねと応える。蛇足ながら、このおっさんとおれは誕生日が一緒で、ちょうど10上だ。

f:id:guangtailang:20220701181146j:image仕事で湯布院出身のおばさんから連絡があり、鹿児島で働いている息子がコロナ状況下で人員整理に遭い、勤めていた会社の寮も出なければいけなくなった、それでどうせなら自分も娘もいる東京に呼び寄せたい、ついては今住んでいるワンルームに職が見つかるまで同居する許可はいただけるかと言うから、それができるように少し動いた。するとしばらくして、おばさんが来店した際に息子も連れて来た。その息子がくれたのがこの薩摩芋タルト。うまかった。昨今、九州に游びたい思いがもくもくと湧いている。

f:id:guangtailang:20220701181134j:imageペンギンパーティのカードゲームをおれが買ったのは間違いなく玉名出身のAの影響だが、今ではこれが少し虚しく見える。別に決定的な別離の言葉を交わしたわけでもないし、互いに悪印象を残したわけでもない、と思える。連絡先は生きている。だからこの先、会おうと思えば会えないこともないだろう。ただ、Aの身に起こったことがフェーズを変えたということは言える。女である限り、起こりえることなのだ。今回の場合、おれは何も働きかけないで、フェーズがまた変わったら向こうから連絡が来るんじゃないかと考えている。来なかったら来なかったでまあ。。

f:id:guangtailang:20220704122634j:image日曜日にMと水上バスに乗ったらフランス人の一群がいた。絵になる人たちだ。最初おれたちと一緒で船尾にいたが、エンジン音がうるさいのと陽射しが強いので彼ら彼女らは船内に移動していった。ここは意外に風がないのだ。じりじり照りつけるから、焼けるぞとMのボーダーシャツの背中に手を置いたら少し湿っていた。それでこっちも船内席に座りに行った。窓が開け放たれていて、心地よい風が入ってきた。

下船したあと、Mに4分の1フランス系の血が流れていることを念頭に置きながら、さっきの眼鏡のフランス人女性きれいだったねと言うと彼女も頷いた。なんだろう、髪型、眼鏡、衣服とか、全部シックなんだけどエロスがあるんだよなとつづけると、彼女も同意した。フランス人らしい顔してたねとMが言うから、あなたも時々そう見えることありますよと敬語で応じた。ちなみに彼女にはおれが中国人に見えるらしいが、それは先入見があるだろ。笑