川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

私を羊肉スープの店に連れてって

f:id:guangtailang:20210228181341j:image今日こそ羊肉湯(ヤンロウターン 羊肉スープ)の店に連れてってくれるらしい。いやね、場所は御徒町だから別におれいちにんで行ったっていいんですよ。仕事でそっちに行く機会もあるし。ただ、この新しくオープンした店は上野広小路の例のきのこ鍋の店と経営者が同じで、華さんの知り合いが服務しているんです。だから、華さんと訪れた方が都合がいいわけ。服務員はたしか北方人の方で、日本語も話すのだけど、華さんに連れられて行ってきました。彼女もまだ2回目らしく、前回は道に迷ったらしい。たしかにちょっと狭い脇道みたいなところを入っていくんだけど、すぐ右側に看板が見えますね。このようなダイバーシティの陋巷を愛する、すなわち東京を愛することになりましょうか。

f:id:guangtailang:20210228181404j:image土曜日の午後はラグビートップリーグの試合を観ながら、ハルピンビールを飲んでいました。NTTドコモ レッドハリケーンズの一員としてTJペレナラが出ている。この人はマオリの血を引いているからハカの先導役をやってW杯日本大会で有名になった。個人的に顔やキャラクターが好きです。184cm、90kgのペレナラ選手が華奢に見えてしまう。

f:id:guangtailang:20210228181417j:image店は半地下みたいな構造で、入口から少し階段を下る。シンプルで清潔な店内。メニュー表はなく、テーブルにくっついているQRコードを読んで注文する。日本ではまだあまり普及していない大陸仕様。テーブルとカウンターに数組客がいたが、ほとんど中国語を話していた。といって、日本人が入りにくい雰囲気はない。

高揚し、羊肉湯の写真を撮り忘れたため、来月45のつらを晒すことになってしまい申し訳御座いません。不覚にも華さんが撮ってくれたやつにしか羊肉湯が写っていませんでした。これはランチメニューで、面包(ミェンバオー パン)がついてきて、スープにひたして食べます。うまいです。寒かったら躰があったまると思います。厳密には華さんが羊肉湯で、おれは全羊湯をたのみました。後者は羊雑湯(ヤンザーターン)のことで、内臓が入っています。が、そんな構えてしまうようなクセはないです。こうゆうのは中国北方の料理でしょうね。服務員の女性が、わたしは醋(ツゥ 酢)をちょっとスープにたらして食べるのよと言ったので、やってみました。なんか店の宣伝じみていますが、ジンギスカンからさらに羊肉系の料理が日本で普及してくれれば嬉しいという心でおります。

f:id:guangtailang:20210228181525j:image干し豆腐和えと羊肉串。どちらもけっこうスパイシーだったが、あらかじめ辣いのが得意でない旨伝えれば調整してくれると思う。香菜も抜いたりとか。

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