川の照り

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

苔むし塔

曇天。降っているようないないようなしみったれた雨です。

護摩屋敷とは、山伏がヌルデの木などを焚いて修行をするところ。昔、修行に訪れた僧たちが、ここの水で身を清めたと伝えられることから、この名前がつきました。(「秦野市観光協会」サイトより抜粋)

名水の地として有名な秦野市(人口16.4万)へ。秦の始皇帝の「秦」と同じ字なんですね。大昔、秦氏が住み着いたのが名の由来説としてありますが、謎の地名らしいです。

f:id:guangtailang:20200920170620j:image苔むした給水口。物体としての存在感。現代アートで作ろうとしてもなかなかこうは作れない非常な趣きがある。水量はしょぼしょぼで、これは2箇所あるうちの奥まった、おそらく古い方。

ひどい渋滞に遭いながら、3時間近くかけて到着。市街のじばさんずで野菜など買い、郊外の坂道を抜け、林道に入る。舗装されているが、離合するのに注意を要するくねくね道。路線バスが来ているのには驚いた。ヤビツ峠を過ぎ、しばらく下ると護摩屋敷の水汲み場。

f:id:guangtailang:20200920170642j:image私たちが汲んだのは手前のこちら。苔むしていないし、水量も多いので、みんなこっちだろう。列待ちも予想していたが、意外や誰もいなかった。すぐそばに駐車場が整えてあり、便利。

f:id:guangtailang:20200920170711j:image水盤の水も衰えている。が、見たところ清冽さに変わりはないし、手で掬って飲んだらうまい。

f:id:guangtailang:20200920170741j:imageもしゃもしゃと光る苔。こっちでポリタンク1個分汲みたかったが、言わなかった。こうゆう苔むし塔をHさんは敬遠するような気がして。

f:id:guangtailang:20200920170817j:image「宮ヶ瀬方面に通り抜けられません」「宮ヶ瀬湖には行けません!」と看板が出ており、来た道を戻る。途中に菜の花台があり、盆地としての秦野市を見下ろせる。

f:id:guangtailang:20200920170933j:imagef:id:guangtailang:20200920170944j:image天気は良くないが、木造展望塔に上る。左奥に相模湾江ノ島が見える。

帰りも渋滞。海老名SAで買った焼き鯖寿司がうまくなかったのにもションボリした。若廣のやつを愛食しているから同じ福井のと思ったら、まるで違った。ぱさぱさして若廣のように肉厚でない。8等分された端っこは尻尾みたいに薄っぺらかった。値段は若廣と同じくらい。

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