タッチライン沿いを激走するTJ・ペレナラ。マオリの血を引いているのでハカをリードすることも多い。184cm、90kg。すでに試合終盤、71対9の大差がついている。
6日昼。帰宅してテレビを点けるとニュージーランド対ナミビアは前半33分で10対9。思わず二度見する。しかしこの後、試合終了までつづくオールブラックスのトライ劇場が幕を開ける。
ニュージーランド美女もクールな表情で余裕の観戦。横の淫猥な目線の男は恋人のようだ。
TJ・ペレナラのトライで合計11個。ニュージーランドは2007年大会の準々決勝で開催国フランスに敗れた(18対20)のを最後に17試合負け知らずだという。一方、ナミビアはあともう15秒でこのままじゃ22連敗。ぼくの胸のドラムがヘビメタを熱演してる。汗で滑るボール まるでせっけんみたいだ。あの娘ぼくが独走トライ決めたら どんな顔するだろう?
光を浴びながらコンバージョンキックをするバレット兄弟のひとり、ジョーディー。196cm、101kg。
オーストラリア人主審ニック・ベリー。いい躰していると思ったら元選手らしい。
フランス対トンガ。2011年大会では予選プールでトンガが勝ち(19対14)、この時フランスは準優勝している。解説者がフランスのラグビーリーグの充実ぶりを語る。
アリベルティ・ラカの突進。189cm、105kg。24歳のさわやかな青年。
小競り合い。
ぶん投げる。
男らしいもみあげを蓄えたいかにも南欧人といった趣きのマキシム・メダール。182cm、87kg。
接戦に持ち込み、ベンチで野太い雄叫びをあげるMAAMA VAIPULU。190cm、112kg。結局、23対21でフランスが逃げ切る。このスコアはフランス対アルゼンチンと同じで、フランスは勝負強いと言える。
8日夜。南アフリカ対カナダ。菅笠で観戦する貫禄の南ア夫婦。
なにせ週末の颱風19号ハギビスが心配だ。悪天候による試合中止で両チームが勝ち点2ずつを分け合う。これによって決勝トーナメント進出のチームが決まったり、予選プールの順位が左右されたりするのは個人的に腑に落ちない。たとえ、12日のアイルランド対サモア、13日の日本対スコットランドが中止になった場合、いずれも日本が決勝トーナメントに勝ち抜けるのだとしても。リーチ マイケルもスコットランドをボコりたいと言っていたではないか。12、13日の両日で7試合組まれている。代替開催案も出ているというが、ちょっと考えてもそれが相当な困難を伴うものであることはわかる。ただ、これまでの大会において悪天候が原因で試合中止に追い込まれた例はないというから、このような緊急の状況で日本開催の底力を見せてほしいという気はする。「晴れ女」サービスの必要性を痛感している。
南アのレイディたち。その後ろの日本の少女、左端に写るベイビィもスプリングボクスのユニフォームを着ている。
フィジカル軍団のドレッシングルーム。赤毛のスティーブン・キッツォフが可愛い。が、184cm、125kg。力士かな。
南アはスタメンをかなり入れ替えているのだが、それでも前半だけで47対0の大差がつき吃驚した。為す術もないとはこのことか。しかも、カナダ選手のひとりがレッドカード退場となり、14人で戦う羽目となった。
南アのおもしろいように決まるトライのうち、いくつか華麗なものがあった。特に自陣のキックからバックスでつないで取ったトライに実況者が熱狂して、「芸術の秋ですね〜!」と叫んだのには笑った。
南アのおじいさん。
ぴょーんとスプリングボック。
濡れた髪のふたり。
ノーサイド。66対7。