果樹園の樹木の高さに合わせルーフがぶった切られた軽トラ。
今年もかすみがうら市(人口4万余)までナシ狩りに来た。茨城県内の人口トップは水戸の27万弱で、つくば、日立、ひたちなか、古河、土浦、取手、筑西とつづくが、実は県全体の人口でみると広島、京都、宮城よりも多い。前述の8市が10万超えだが、神栖も9万以上いるし、6〜8万の市町村もけっこうあるから、いかに県内で分散しているかがわかる。
農園のばあさまによると、今の時期は豊水で、幸水は終わりかけているとのこと。豊水は剝くとぼとぼと汁が垂れるほどで、名のとおりの潤いだ。
ブドウ園手前の場所に高圧電気が流れており、死のおそれがあるという。段ボールの切れ端にマジックインキでさらっと書かれてもなあ。せめて髑髏マークをでかでか書き入れた方がいいんじゃないか。外国人客のためにも。
霞ヶ浦大橋を渡り、行方市(人口3万2千8)へ。右に左にレンコン栽培地を目にしながら北浦沿いをしばらく南下し、なめがたファーマーズヴィレッジに到着。廃校をリノベーションしたサツマイモのテーマパーク。運営は大阪の会社らしい。ちなみに助手席のHさんがたびたび感嘆の声を上げていると思ったが、単に「藕〔ǒu オゥ〕(レンコンだ)」と言っているだけだった。
元小学校をモダンな感じにリノベしてあり感心するが、施設内の商品、レストランの料理等、価格設定は高め。尾籠な話をすると、ナシの食い過ぎでHさんも私も腹をこわしてしまい、トイレを2回ずつ借りた。自動で便座の蓋が上がるやつでとても清潔だった。Hさんの表現では「高档的」ということになる。謝謝(シエシエ)。
つくば鶏の香草グリル。1,500円。ふたりともビュッフェをつけたが、彼女はサツマイモのポタージュスープを気に入って3杯飲んでいた。
屋上からの眺め。正面に北浦が覗いている。
建物の裏手。右奥に見えるのは焼却炉。建物の左奥には往年の小学校資料室がある。理科の実験室も残してあった。反対側が元校庭に面している。
潮来ICから高速に乗り、帰宅。