2018-12-20 キャンパスノート その他 引っ越し後の片付けをしていると、謎のノートが出てきた。キャンパスノートに別のノートに己が手書きした文章のコピーを貼り付けるという奇妙な行為の記録である。読むと谷崎潤一郎の小説或いは谷崎に関する批評文を筆写したものだ。繰る頁、こんなのが延々貼ってある。必ずしも谷崎を礼讃している文章ばかり集めているわけでもない。小説は「蓼食ふ虫」だとわかる。批評文は小谷野敦だろう。今読んでも個人的には面白い。この行為は7、8年前、たぶん30代半ばくらいの頃にやっていた気がする。嗚呼、片付けが少しも捗らない。。