Hさんが微信を通じて知り合った近所の中国人がたまたま老乡(ラオシャン 同郷)だった。地方都市の诸暨だから互いに珍しがってすぐに会ったらしい。そのEさん(日本名)はすでに来日30年、日本人の夫、日本で生まれ育った中国語のあまり話せない男と女の子供がいるという。さらには、Eさんの朋友に上海大姐Mがおり、その人も我々の家のごく近所に住んでいる。彼女たちは先日、駅前のマクドナルドでいろいろとお喋りしたらしい。今日は上海大姐Mの家に晩飯に招待された。
饺子の馅を手際よく包む3人と何もしないをする私。こちら馄饨。
店で出してもよいレヴェルの味道。
こちらもうま過ぎて阿呆のようにばくばく食ってしまった。
上海人のつくる日本の家庭料理、肉じゃが。饺子は光沢ある皮の内部で緑に光る馅がきれいだ。
Eさんが最近家族で青島を旅行したとのことで、おみやげを貰った。しかし私はピーナッツアレルギーがぴなッとあるのだ。相済みません。
Hさんは食べながら勉学に勤しむ。涩(澀・渋)にやたら拼音を振りまくる。彼女たち南方人としての中国のおばさんにすっかり囲繞され、それが心地良くもある僕です。上海大姐Mの男と女の子供は日本語と上海語を解するが普通話はそうでもないらしく、面白いことである。
明日は早起きするので、ここいらで晩安。
28日午前6時15分起床。業界の家族レクリエーションでバスを駆って茨城県牛久市(人口8万5千)の大仏へ。集合時間5分前に上野駅に到着、地下鉄から公園口は結構遠い。早足の僕にHさんが一流の表現で「ぐりぐり?」と訊くので、「うん、ぎりぎりになったな」と答えた。僕は2回目か3回目の訪問かな。Hさんは初めて。こんな風にコスモスが満開の時期に来られたのは良かった。例によってHさんは大仏を撮らなかったが、大きさと胎内の様子には驚いたようだ。螺髪1個が200kgの重量です。このあと行った場所はぱっとしなかったので省略。