気がついたら、日立南部の大みか町にいた。この「みか」は甕と書く難読地名なのでひらがなにしたのだろうけど、駅名はちゃんと大甕駅である。行ってみると、駅前を大々的に工事していたので写真は撮らず。山口百恵・三浦友和の『天使を誘惑』(藤田敏八監督/1979年/109分)では木造駅舎の大甕駅が出てきたが、あれから40年近い歳月が流れた。
古房地公園(こぼうちこうえん)へ行く。クルマの計器は外部の気温を35度と示している。ここ一週間くらいこれが普通なのだから、驚かない。公園から南を眺めやると、薄曇りの空に太平洋、久慈浜海水浴場、その向こうに久慈漁港。北を眺めると、薄曇りの空に太平洋、田楽鼻。東京からおよそ140km。
久慈漁港の向こうにうっすらと日立港。
西に向かい、内陸の常陸大宮、道の駅かわプラザで昼飯。鮎天ざる。建物の裏側を久慈川が流れ、数組のファミリーが水遊びしている。爽やかな夏の光景なのだが、じっと立っていると広い額から汗が流れ、眼鏡の鼻パッドが滑るほどだ。農産物直売所でブルーベリーや瓶詰ピクルス、チヂミなどを買う。
日立大甕から常陸大宮への日帰り旅行を終え帰宅。夏バテ予防にこれから瓶詰のピクルスを食べます。