川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

风一下

f:id:guangtailang:20171021145630j:imagef:id:guangtailang:20171021145639j:imagef:id:guangtailang:20171021193218j:imageしっかしよく降るなあ。今日もコインランドリーの世話になる。「フォンイーシャ」とHさんは言って、さっさと仕事に行ってしまう。フォンは「风」だろうか。でも動詞にもなるのかなと思って調べると、「風で乾かす」という動詞の使い方があった。

例の民家1階のランドリーは誰かがすでに乾燥機を廻しており、私も廻したので振動とともにさらに熱気がこもった。脇の椅子に座って読書していると汗ばむほどだ。ふと引き戸の手前の踏み台に置かれたビニルの郵便物に目がいって近寄ってみると、ここの2階に住む大家とおぼしき女性の、やや古風な名前が印字されていた。『名誉と恍惚』は372頁まで読んだ。

夜、仕事を終えたHさんと落ち合い、揚げ物を中心に食う。ここは千切りキャベツのおかわりが無料で、以前私は洗面器1杯分くらい食ったことがある。