川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

紫の照り

f:id:guangtailang:20170925211535j:imagef:id:guangtailang:20170925211635j:imagef:id:guangtailang:20170925211712j:image日曜日に両親と弟が沼津に行ってきたと金目鯛の干物をくれたので早速焼いてみた。少々薄味だったが、醤油を垂らすと美味になった。

帰りの東名がめちゃ混みでどうしようもない、2時間ロスしたと苦虫を噛み潰したような顔で父親が言うので、だからおれは茨城方面に行くんだとにやにやしながら応じた。好きな人もいなかろうが、渋滞と蚊はほんとうに嫌いだ。渋滞で動けないクルマの中で蚊が飛び回っていたら気が触れる自信がある。まあ、まずは窓を開けるが。

私はトレインで旅先の駅まで赴き、現地でレンタカーを借りるというのをよくやる。実家は中型犬を帯同するのでむつかしいだろうが。

夜、ウレタン敷きのジョギングコースをウォークしていると、川向こうの空でオレンジの稲光が連続して閃いた。それらは何度スマホのカメラで撮影してもうまく撮れない。そこへ紫の電飾を施した大型トレ―ラ―がやってきて、川面をどぎつく照らした。