川の照り

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

その他

千葉市ゆかりの家・いなげ

台風一過、四方どこを見上げても入道雲がもりもりと湧いている。気がつくと、千葉市稲毛区の水路沿いを歩いていた。早くも額から汗が垂れてくる。念のため書いておくと、今や都道府県のうちで人口が増加しているのは6つか7つに過ぎないのだが、千葉県はその…

福岡~大濠公園西湖モデル説~

午前8時、今日はパンケーキを選ぶ。店内はガラス張りで吹き抜けなので、開放感がある。しかし、私の顔はぶちゃむくれている。 チェックアウトして街路に出ると、早くも太陽に灼かれる。地下に潜り、まだ店も開いていない通路を空港線まで歩く。人通りは多い…

唐津2~虹の松原~

鏡山展望台への入口には大きな鳥居が建っていた。そこからくねくね道を上っていき、20分やそこらで到着する。クルマを駐め、整備された公園の突端にある展望台まで緑陰を歩くが、汗が噴き出して、広い額から滴り落ちる。 展望台が見えてくると、一瞬、なぜか…

唐津1~烏賊渋滞~

14日夜、福岡空港に降り立つ。九州は高校の修学旅行以来。だから四半世紀ぶりだ。おりしも山笠祭りの最中だった。地下鉄空港線でホテルのある天神まで移動する。空港、新幹線駅、繁華街それぞれの近接ぶり、これが福岡市の素晴らしいところです。前方を歩く…

カーフェイジェリーと身長

深夜、ロシア対クロアチア戦を観ていても、青い帯に西日本の大雨情報が表示されつづけ、刻々変化する。これを書いている8日午後8時16分現在、「75人死亡 61人安否不明」に増えた。西日本の多くの地域で被害が出ているが、自然災害がめったにないとされていた…

見送り

フランス対アルゼンチン戦を観終わって、なんやかやで寝たのが午前1時半くらいだったと思う。で、早朝の5時頃にはHさんがもそもそし始め、ついには起きだし、スーツケースの中身を最終確認している。そのガサゴソ音に僕も起こされた。 午後1時過ぎ。日暮里…

情緒

早起きしたHさんがスマホで中国のポップスを流しながら家事などしていて、僕はとろんとしつつ寝床でそれを聴きながら、いいなと思うことがある。こういうのが中華系の「情緒」なんだよなあ、と。ジャ・ジャンク―の映画なんかでも台湾や香港のポップスが巧み…

場違い

雨上がりの上野を歩き、中国料理店へ。ここでHさんの仕事仲間Lさんと待ち合わせ。3人で昼飯。Lさんは常連らしく、彼女がささっと注文して、出てきたものを食べる。長春出身で標準的な普通話を喋り、また鈴を転がすような声なので、個人的にびんびんくる。 辣…

7月、玄界灘へ

詩の翻訳、といっても漢字を共有しているので、中文の詩だけみせられてとしても、簡体字とはいえ、なんとなくイメージが浮かびます。 僕は根気に欠けるから、定点観測の撮影はできないけれど、その行為自体には非常に関心を持っています。それらの中に定着さ…

雨なので

梅雨らしい天気。雨なので、キャンセルが1件ありました。 昨夜9時頃の隅田川沿いは涼しく、風に乗ってクチナシの甘い香りが運ばれてきます。ウレタン敷きのジョギングコースをずっと歩いていくと、終点の辺りにスキンヘッドの白人が仁王立ちしており、まだ…

昨晩の事件

そぼ降る雨の中、上野の新会所へ。皆が1品か2品つくって料理を持ち寄る会。Hさんも鸡胗 (鶏の砂肝)と黄瓜拌香菜(きゅうりとシャンツァイのピリ辛和え)を持って行く。おれはタダ飯を食べに行くだけの気楽な身分である。走り廻っている未就学児も含めれば…

青梅竹馬

退勤後、地元駅前の回転寿司屋でHさんと落ち合う。今日はすんなりとテーブル席に通される。彼女は午後いっぱいかけて、新大久保で髪型を変えてきた。先だって日曜日の夜、この寿司屋に来たときは178番の票を取らされ、163番あたりから進みが妙に遅かったので…

小田原文学館、のち下曽我

www2.nhk.or.jp 小田原文学館を庭側から。海に近い静かな住宅街の中にこじんまりとある。元々は土佐藩郷士で、明治維新後は警視総監や宮内大臣を歴任した伯爵田中光顕の別邸として建てられた。 入口側から。 1階サンルーム。 3階休憩室。 3階テラスからの眺…

1959年のエレヴェーター

いつぞやの漁人港烤鱼再び。トマト味。 今夜は僕にとってあまり愉快とは言えない話をしに池袋まで繰り出したのだが、烤鱼その他を食べているうちに気分が良くなってしまった。いきおい、Hさんとの深夜の口論と異なり、石破茂氏並みの噛んで含める説明を3人に…

元荒川、古利根川

連休前の天気予報で、後半は崩れるようなことを言っていたが、関東地方は連日晴れて最終日を迎えました。 Hさんが新越谷に用事があると言い、特に予定のなかったぼくもついていきました。駅ビルの4階に椿屋珈琲があり、11時にちょうど開店したので、コーヒー…

懐かしい

越のむらさき、先月末の長岡行で2本買ってきたのは東京に売ってないだろうという頭でしたが、御徒町の吉池地下スーパーにあっさり売っていました。灯台下暗し。そりゃ吉池にはあるわよね。湯島天神、泉鏡花の筆塚。「高野聖」くらいしか読んだことないです。…

誤解

国営武蔵丘陵森林公園。広大なので、サイクリングコースが全長17kmあるという。アップダウンもかなりある。中央口から入って、自転車を借りるのにもうけっこう並んだ。緑陰のなかを駆け抜ける、自転車専用道路の気持ちの良いコースなのだが、しばらく走って…

緑の年

この週末は日中30度に達するというが、渓谷や河原で地ビールでも飲みながら冷やしトマトを噛りたいものだ。10年くらい前、家族で出かけるときは、行きは私が運転、現地でこのようにアルコールを摂取してしまい、帰りは父親の運転ということがあたりまえにあ…

挨拶

上野某所で挙行された会所新開設派対(パーティ)。30坪くらいの空間に50人はいたかな。熱気がすごい。音響もでかい。日本人は10数人いたか。だいたいが中国人妻の夫である。感心するのは、中国人は登壇して大人数の前で挨拶する際に、皆堂々として声が大き…

川越

川越、人口35万3千余人。県内でもさいたま、川口に次ぐ第3位の人口を擁するが、なにより「小江戸」と呼ばれる歴史的な街並みで知られる。 2016年11月の日曜日、早朝の高田馬場駅に同業者有志が集まって、特急レッドアロー号で向かったのだった。車内は半分も…

都幾川沿い、それから二つの峠

埼玉県比企郡ときがわ町。人口1万1千余人。外秩父ののどかな田園地帯。都幾川沿いにある、水出しコーヒーが売りの小物屋に立ち寄る。ぽかぽか陽気で、桜の開花にもばっちりタイミングが合った。 水がきれいだから、季節になれば蛍もいます。このあたりでは細…

松山城 

愚陀仏庵。2010年7月、土砂崩れにより全壊するも、現在は再建されているらしい。 2008年1月に閉店したラフォーレ。 2008年8月14日、松山城。もう10年近く前か。お盆休みにたいした予定も無かった私は、大学時代の友人が恋人(当時)と松山にいる時期を狙って…

三重

2010年8月7~9日、大学時代の友人とその妻、私の3人でした夏の三重縦断旅行。今でも良いアイディアに思えるが、最初友人の発案だった。大学時代の恩師がちょうどその時期三重に滞在しているので、それに合わせて行こうということだったと思う。 新幹線で名古…

ステーション

新潟市秋葉区。東京で知り合った女性の実家最寄り駅。彼女は池袋〜新潟の高速バスをよく利用すると言っていた。 長野市松代町。佐久間象山記念館に行った時。Wikipediaで調べたら、現在は廃駅らしい。 松阪市京町および京町一区。「まつさか」と濁らない。大…

伊豆伊東

東京から1泊2日でぺろっと行って帰ってこられる伊豆伊東へ。スーパービュー踊り子号のグリーン車に初めて乗る。これが予想以上に快適で、Hさんもにっこり。なにせシートが座り心地良く、前のスペースに余裕がある。服務員が回ってきて、おしぼりと飲み物の…

屏風ヶ浦

銚子マリーナにクルマを駐めて砂浜に下りると、そこから屏風ヶ浦が一望できる。黒っぽい岩肌の上に鉄塔やら風車が並んでいるのがかすかに見える。ちょっと遠いという感じを抱く。それで断崖沿いの遊歩道を歩いて近づいていく。私は地層について知識の無い人…

東北アジア人

久々、大塚にあるHさんの会所(集会所)に行く。前回来たのは数ヶ月も前で、内装がすっかり変わっていた。隣りにいた内蒙古出身の女性に空間を示しながら「写真、撮っていい?」と訊いたら、どんどん撮りなさい。むしろ、聞いてわからない単語を私がノートに…

黒麻婆

昼飯。旨辛!四川風黒麻婆丼。オリーブオイルさば。 夜。Hさんが職場から持ち帰ってきた炳翰人参粉と付属テキストの文章。繁体字。朝鮮人参(オタネニンジン)の粉末。ほんとは「人蔘」と書くらしい。 『江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎』(1970)と『江戸川…

区役所へ。

昼、Hさんの国民健康保険証の更新手続きに付き添い、区役所へ。わりとすんなり済んだが、窓口の女は少しの愛想もない厭なやつだった。 区役所の建物の前面が公園になっており、地味なジャンパーの爺さんたちがベンチに座ってひなたぼっこしている。日差しは…

混凝土迷宮と植物館

1月5日。人気もない午後4時半頃の淡路夢舞台。安藤忠雄作の巨大混凝土迷宮。海からの風の冷たい斜面に立って、大阪湾を眺めてみる。迷宮だからしてホテルへ戻る道を何度か間違える。そのおかげで先程通り過ぎた「海の教会」の前に出た。天井の混凝土が十字架…