業界青年会の家族レクリエーションにＨさんと参加し、またも茨城に来る。守谷市（人口6万7千余）にあるアサヒビールの工場見学。10分かそこらの紹介映像を観終えるとおもむろにスクリーンが上がり、後方のガラス越しに池や緑があらわれる。これはなかなかの演出だと思う。
銀色のタンクが林立する工場外景。まあ、皆がイメージするとおりのものだ。見学中、Ｈさんが「好干净」と何度か呟く。説明パネルには中文もあった。「官能検査」という言葉が印象に残る。大陸の工厂も近頃は清潔なところが増えたと思うが、工場見学なんかはやっていないのかしらとふと思った。日曜日で稼動はしていない。
地上60m、アイムタワー（アサヒ・イバラキ・モリヤの頭文字）の試飲会場でスーパードライを頂く。20分の時間の中で3杯まで飲める。Ｈさんが1杯目のグラス半分以上残すので、それもぼくが飲み、午前10時から顔が紅潮する。彼女はウメヂュ（梅酒）を所望するのだが、それはなかった。子どもや運転者にソフトドリンクはある。
那珂湊おさかな市場で刺身定食を食らう。分厚い切り身だ。ビールはキリン。
光の揺曳。商店のトイレを借り、小便をほとばしらせる。ビールによる待ったなしの利尿作用。
大洗周辺を一躍聖地にしたガールズ&パンツァー。
アクアワールド・大洗で飼育されているサメ。海水浴の最中にぬっとこれがあらわれたらとイメージしてみる。
かわゆらしい藝もよいのだが、ぼくは流線形の賢い筋肉の塊が水中を裂くような速度で移動したり、軽々と5mも跳躍したりするのを見るのが単純に好きなんです。人間が手脚をばしゃばしゃやって進む姿をギャグにも見せてしまう、流線形というひとつの美。
台風15号の接近が伝えられているが、波は少し高いといった程度。太陽がぎらついて、額から汗が噴き出す。今調べたら32℃あったんだな。
東京に戻ってくると、雲が垂れ込めており、今にも雨が降ってきそうだ。が、上野で観光バスを降り、自宅に着くまでなんとか天気はもった。電車も止まる今夜半がピークだという。
