川の照り

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

ブルーベリー農園

23日、曇り。Hさんのリクエストでブルーベリー狩りへ。常磐道を下りて石岡駅を越え、東側の小美玉に至る。3つの町村の頭文字をとって名付けられたこの市の人口はおよそ5万。茨城空港を有する。

f:id:guangtailang:20190623194510j:imageさっき東側と書いたが、目指すブルーベリー農園は石岡駅の北東にある。幟が立っているから迷うことはない。県道から脇の細い道に入り少しいくと、ネットに覆われた低木群が見えてくる。「蓝莓(ランメイ)!」 とHさんが声を上げ、僕は助手席のウィンドウを開けてやる。向こうにかわゆらしいログハウスが建っている。彼女に幟の文字を発話させると、それは「ブルべリ」となる。

f:id:guangtailang:20190623194544j:imageブルーベリーは育てやすい果樹らしく全国的に栽培可能だが、その土地の気候に適した品種・系統があるという。大きく分けてハイブッシュ系とラビットアイ系で、その中でさらにノーザンハイブッシュ系とサザンハイブッシュ系に分かれたりするのだが、それらについて詳しく知りたければ、専門のサイトをご覧になりなさい。

f:id:guangtailang:20190623194609j:imageもりもりと大粒のものが生っている。手前の13列と奥の13列で品種が違うという説明は受けていたのだが、生のブルーベリーを食べて新鮮に感じるのはそれぞれ明確に味が違うということ。同じ品種でも樹木によって違う。店で買う冷凍のやつで味の違いを意識したことはあまりなかった。指と舌が紫色になることばかり気をとられて。また、店頭に並ぶ生のやつは量の少ないわりに高いからほとんど買わない。ブルーベリーで腹がいっぱいになるという経験は初めてだ。

f:id:guangtailang:20190623194910j:image気合いを入れてブルーベリー色のリュックサックを背負うHさん。おととしの8月、伊那でブルーベリー狩りをしたことがあった。あの時はコガネムシのようなのがやたらと実にとまっていたが、今回はそれがない。時期的にあれはラビットアイ系だったのかな。ところで、彼女も僕もリュックを背負ったまま農園に入ったわけだが、性悪説社会の中国でこれはあり得ないし、日本でも入る前にロッカーに預けるところはある。客を信頼していることが前提の、こういった経験をするたびにHさんは今でも感慨深げなのだ。

f:id:guangtailang:20190623194845j:imageもりもりと大粒のものをカゴに集める。このカゴの半分に達したところでだいたい1kgくらい。さらに集めてカゴからこぼれ落ちそうなくらいまで摘んだ。それで4,600円ほど。アイスを足して5,000円でおつりがきた。

f:id:guangtailang:20190623195451j:imagef:id:guangtailang:20190623195510j:imageパックに詰めてもらい、さらに箱に入れてもらう。この農園は良心的で、好印象を持ちました。Hさんもまた来る気でいます。

f:id:guangtailang:20190623195602j:image小美玉から行方を通過し鉾田へ。鹿島灘海浜公園の野菜直売所。鉾田でメロンがごろごろしているのは当たり前の光景なのだ。

f:id:guangtailang:20190623195616j:imagef:id:guangtailang:20190623195629j:imageいつもと違うルートを選択し太平洋に向かって歩いていくが、Hさんが寒いと言うので引き返す。まあたしかに海からの風は強いのだが、つまり女と男の体感差で、男でこれを寒いというやつはほとんどいないだろう。涼しくて気持ちいいのだ。北国の女もやはり寒いというのかしら。

f:id:guangtailang:20190623195742j:image道の真ん中に犬の糞が落ちており、引き返した時に気づいたので、思わず靴の裏を見た。

f:id:guangtailang:20190623195821j:image豚肉を買いたいというので、カシマサッカースタジアムを右手に眺めながら南下し、道の駅いたこに寄る。また「ちばらき」に来てしまった。ここは愛しき大地なのだから仕方がない。京葉道路の武石IC~船橋ICのあいだでまたぞろ渋滞するが、それ以外はスムーズで午後6時過ぎに帰宅。

f:id:guangtailang:20190623195833j:image仙台旅行の時に買った宮城峡のミニチュアボトルをちゅぱちゅぱやっていると、疲労からか気絶するように2階の絨毯で寝てしまっていた。

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