川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

お引っ越し

f:id:guangtailang:20181208164237j:imagef:id:guangtailang:20181208164245j:imagef:id:guangtailang:20181208164251j:image昨日、中古戸建の引渡しを受けた。といって、今住んでいる部屋の解約届もまだ出していない。すでに12月中旬に差し掛かり、いくつか忘年会も入っている中で、諸々手続きや待機が要るので、一個一個のんびり処理していこうと思っている。今日は紅いシクラメンが輝いている。植物はなぜこんなにも輝くのか。

昔よくあったのが、引っ越しの準備で古いアルバムを整理していてつい写真に見入ってしまい、結局アルバムばかり繰って少しも準備が捗らずに一日が終わるというやつ。今日の僕の場合、本棚を整理していて、あ、こんなのありましたねえと、2、3頁読み始めたら、結局72頁まで『谷崎潤一郎と好色論』(舟橋聖一幻戯書房)を読み進めてしまい、あまつさえテレビを点けるとラグビーTL(トップリーグ)のトーナメント準決勝をやっていて、それにも見入ってしまい、いつのまにか外は暗く、この時間になっていました。晩飯を食ったら、新居に少しモノを運ぼう。

f:id:guangtailang:20181209215605j:image9日、曇天。冬らしい凛冽な空気。12月はさほど引っ越しの混み合う時期じゃないと思っていたが、業者に問い合わせてみると、1社目は年内空きナシ、2社目の大手も近いエリアの営業所は空きナシで、わざわざ遠方の空きアリ営業所から見積りに来るという。しかも、朝一で。

マンションのゴミ集積所には粗大ゴミがあふれ、年越しを新居で迎えたいひとびとも案外多いことを知った。