川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

行先変更

当初、埼玉の日高市にあるサイボクハムに行く予定だったが、日曜日の早朝、まだ仰臥している状態のHさんが、今日はあの肉の専門店には行きません、と言い出した。オート三輪が路辺の石に乗り上げて転倒し、腰を痛めて入院中の母を見舞いに、私はもうすぐ中国に帰ります。あなたは料理ができない。だから、そんなにたくさん肉を買い込んでも仕方ないでしょう。それなら、あじさいか? そうですね、あじさいを見に行きましょうか。茨城(ツーチェン)でいい? ええ、ツーチェンでもいい。 

f:id:guangtailang:20180618010718j:image筑波山北部、桜川市にある雨引観音(あまびきかんのん 雨引山楽法寺)の放し飼いの孔雀。

f:id:guangtailang:20180618010731j:image時間は前後するが、朝飯を食わずに出発したので、守谷SAのスタバに寄る。

f:id:guangtailang:20180618114337j:plain低く垂れ込める雲の下、平野と山。

f:id:guangtailang:20180618114439j:plain雨引観音はアップダウンが結構あるのだが、この石段を登り切ったところに人だかりができていて、孔雀が羽根を広げていたのだ。

f:id:guangtailang:20180618114614j:plain孔雀(コンチュエ)と少年(シャオニェン)。

f:id:guangtailang:20180618114720j:plain実際、雨引観音のあじさいはそれほどでもなかった。最盛期を少し過ぎている感があった。それで結局、帰り道に寄れるフラワーパークにまたも向かってしまう我々であった。

f:id:guangtailang:20180618114908j:plain石岡市八郷地区の丘に立つ壮年。

f:id:guangtailang:20180618115001j:plainこの斜面にあじさいが植えられているのだが、こちらも最盛期ではなかった。ただ、散策するだけでも日頃の屈託が流される。「やすらぎの郷」というが、これはほんとう。

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