川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

蛋黄酥

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朝、追われる時間のなかで何かしら口に入れようと思い、そんなときコーヒーを流し込みながらかじるのにこれは適しています。 

f:id:guangtailang:20180524213709j:imagef:id:guangtailang:20180524213722j:imageいつにも増して矩形の灯りを浮かび上がらせる木曜日のマンション。ウオークの傍らドラッグストアで洗剤など日用品を買い、今宵は芝生の斜面ではなくちゃんと階段を下る壮年。というのも、買物袋を持っていること以上に、日中にある職務上の要請から鉄柵を乗り越えねばならず、それを行なった瞬間に右腋下の筋肉が妙な具合に引き攣った。つづいて着地の瞬間に左足をぐねりかけた。幸い大事には至らなかったが、躰の柔軟性の衰えを痛感し、ウオークの最中も常にそのことが脳裏に去来していたのだ。

【追記5.28】

友人のJから、「酥が、バターの意味というのは初めて聞きました。ボソボソ、とか、パサパサ、サクサクした食感のもの、という意味と理解していました」というコメントがあり、小学館『中日辞典 第3版』で調べたところ、1バター、2(食べ物などが)ぼろぼろに砕けやすい、さくさくとして柔らかい、(体の力が抜けて)ぐったりする、足腰が立たなくなる、3コムギ粉を油でこね砂糖を加えて焼いた菓子の総称、という意味があるようです。