川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

1959年のエレヴェーター

いつぞやの漁人港烤鱼再び。トマト味。

今夜は僕にとってあまり愉快とは言えない話をしに池袋まで繰り出したのだが、烤鱼その他を食べているうちに気分が良くなってしまった。いきおい、Hさんとの深夜の口論と異なり、石破茂氏並みの噛んで含める説明を3人に対してする。

f:id:guangtailang:20180512230149j:imagef:id:guangtailang:20180512230203j:imagef:id:guangtailang:20180512230216j:imagef:id:guangtailang:20180512230235j:image下面、これは蛙の肉です。ニュウワと言っているから牛蛙かしら。癖のない鶏肉みたいな味だが、細かい骨が多い。僕はもう3度目か4度目なのでむしゃむしゃ食べるが、Hさんは箸をつけない。f:id:guangtailang:20180512230247j:imageルイ・ヴィトンをモチーフにした個室。天井の照明も例のロゴを模している。母親に連れてこられた少年(シャオニェン)。中華圏、大陸のみならず台湾の夜市なんかでもそうなのだが、結構遅い時間に外で子供をよく見かける。この少年が母親と帰路に就いたのも夜の10時を廻っていた。

f:id:guangtailang:20180512230300j:imagef:id:guangtailang:20180512230310j:imageこのエレヴェーターは漁人港の建物と関係ないのだが、ちょっとしたいきさつで乗ることになった。右の貼紙にあるように、なんと手動式のエレヴェーターである。まず、この水色の鉄扉を手で開け、さらに内側の白い蛇腹扉も開けて乗り込む。のち、両方の扉を手で閉め、目的階まで上昇する。下降する時も要領は同じ。扉を閉めるのに腕力を必要とする。乗っていて、ちゃんと作動するか、怖いような感じもある。

このビルディングの築年数から考えて、1959年製のエレヴェーターである。

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