川、照り映え

隅田川沿いに住む壮年が綴る身辺雑記

おはよう、高崎

f:id:guangtailang:20170928220433j:plainf:id:guangtailang:20170928220502j:plainf:id:guangtailang:20170928225848j:image高崎市役所21階展望ロビー。高崎は全国でも屈指の交通の要衝である。日本で唯一のハーゲンダッツ製造工場が高崎にあるのもその利便性ゆえだろう。鉄道網、高速道路網とも非常に発達している。新幹線に乗れば東京圏、北信越へ簡単に行けるし、高速道路を使えば栃木、茨城にも気軽に行ける。東京や北信に到れば、中部・関西地方にだって行けるわけだ。

市内から上毛三山(特に榛名山)を見渡せ、朝、山に向かっておはようと挨拶できる。川も一級河川が3本流れる。なにしろ自然は豊か。だから作家の絲山秋子も移住したのだろう。もう高齢で施設に入ってしまったが、以前ずっと付き合いのあったおばあさんのお客が高崎出身だった。雑談の中で、有名な「上州のからっ風」、馬の背を分けるという表現を使って雷の凄さについて説明してくれたものだ。もしまとまった休みがとれるなら高崎を拠点にして、西へ東へ北へ、という旅をしてみたい。毎朝、ビジネスホテルのカーテンを開けて、山におはようと心の中で挨拶するだろう。

そして、高崎はだるまの街であり、生産量は全国の8割を占めている。私は高崎駅で降りた時にはだるまを買うことにしている。現在、家にあるだるま。